双子家計のリアル

双子の初年度、出費はやばい。お下がりなしで全部新品にした我が家のリアル

📋 目次(タップで開く)(タップで閉じる)
  1. 前提:初めての子が双子だから、お下がりが物理的にない
  2. 「やばい」と感じた4つの理由
  3. カテゴリ別・我が家のリアル(公開できる範囲で)
  4. 失敗しないために我が家がやった3つの戦略
  5. 公的支援・制度で取り戻せるもの
  6. 「買って本当に良かった」と思えたもの
  7. これから準備する双子妊娠中の方へ
  8. みぃの視点:「お下がりがない」を逆手に取る

「初めての子が双子です」と言うと、出産経験のある先輩ママたちから返ってくる言葉が決まっています。「で、お下がりとかある?」

……ない。1人目が双子だから、上の子のお下がりが物理的に存在しない。同じものを2つ、ぜんぶ新品で買う。それが我が家の出発点でした。

不妊治療の末にやっと授かった2つの命。「双子だから安全には妥協しない」と決めたのも、最初から新品で揃えると決めた理由です。でも実際にリストアップして購入を始めた瞬間、「これ、いくらかかるの……?」と一気に現実が押し寄せてきました。

この記事では、「初めての子が双子・全部新品で揃えた我が家の初年度出費リアル」を、公開できる範囲で正直に書きます。

具体的な金額の細かな積み上げは伏せますが、双子家庭の準備費用の相場感、公的支援で取り戻せる金額、そして「失敗しないために本気で調べた」戦略までまとめました。

これから準備する双子妊娠中の方の役に立てば嬉しいです。

📌 結論

  • 双子のベビー用品を全部新品で揃えると総額90〜110万円が一つの目安(複数の双子家庭向け準備ガイドで一致する数字)
  • 出産育児一時金は1人50万円×双子で計100万円支給される(厚労省・複数分娩は人数分)。児童手当も2人分支給
  • 「失敗しない買い物」のために新品で揃えるもの/レンタル/後回しの3カテゴリ分けが最強の戦略

📖 こんな人に向けて書いています:初めての子が双子で、お下がりが一切ない方/双子用品を「全部新品」で揃えるか迷っている方/双子の初期費用の相場感を先に知っておきたい方/公的支援で取り戻せる金額を整理しておきたい方

📌 この記事でわかること

  • 双子のベビー用品を全部新品で揃えるとどれくらいの規模感の出費になるか
  • 「2人分必要」が痛い出費トップ5(実体験ベース)
  • 出産育児一時金・児童手当・自治体支援で取り戻せる金額の目安
  • 失敗しないために調べる順番と「新品/レンタル/後回し」の振り分け方
  • 我が家が買って本当によかったと思えたもの(カテゴリで紹介)

💭 みぃの本音

初めての子が双子で、お下がりが物理的にない我が家。「全部新品で2つ揃える」を出産前に試算して、本気で「これは……やばい」って思った。授乳クッション、ベビーベッド、チャイルドシート、抱っこ紐、ベビーカー——どれも2つ必要。気づいたら出産前で軽く50万円超え。

でも振り返ると、「全部新品」が結果的に正解だった部分もある。安全に関わるものは妥協しなかったし、双子分のリサーチで「これは買ってよかった/これは要らなかった」が明確になった。失敗したくないからこそ徹底的に調べる姿勢が、ここで身についたと思います。

📊 双子の出産前総額試算(カテゴリ別)

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カテゴリ 必要数 予算目安
ベビーベッド・寝具2台4〜6万円
チャイルドシート2個4〜10万円
双子用ベビーカー1台5〜10万円
授乳クッション1〜2個1.5〜3万円
抱っこ紐1〜2個2〜5万円
バウンサー・ハイロー2個3〜10万円
服・おくるみ・スリーパー2人分3〜5万円
合計目安25〜50万円超

前提:初めての子が双子だから、お下がりが物理的にない

「双子と分かったとき、何が一番頭をよぎりましたか?」と聞かれたら、私は迷わず「お金、足りるかな」と答えます。嬉しさはもちろんありました。

不妊治療を経てやっと授かった2人。でも、頭の片隅で同時に動き出していたのが「ベビーカー2人乗り、いくらするんだろう」「チャイルドシート2台って、軽自動車に乗るのかな」「ミルクは2人分、おむつも2人分……」という現実的な計算でした。

1人目が双子=お下がりが家庭内に存在しないのは、考えてみれば当たり前のことなんですが、双子の親になるまで意識したことのなかった事実でした。

先輩双子ママに「うちは1人目が単胎だったから、ベビーベッドもバスタブもベビー服もそのまま使えてラクだった」と言われて、はじめて「あ、私たちにはそれがないんだ」と気づくくらいに。

その瞬間に、「全部新品で揃えるしかない、ならば後悔しないように本気で調べる」と腹をくくりました。これが、このブログのレゾンデートルでもあります。

「やばい」と感じた4つの理由

双子の出費が「やばい」と感じる理由は、単に「2倍になる」だけではありません。実際に揃えてみて分かった、4つの構造的な理由があります。

理由1|「2人分必要」と「2人だから1台」が混在する

すべてが2倍になるわけではありません。チャイルドシートは2台必要、でもベビーカーは双子用1台。ベビーベッドは2台必要、でもベビーバスは1個でいい(時間差で使う)。この「2人分なのか1台なのか」を1つずつ判定するだけで、けっこう頭を使います。

しかも双子用ベビーカー1台の値段は、単胎ベビーカー2台分よりかなり高いことが多いんです(縦型・横型のしっかりしたモデルだと10万円規模になることも珍しくない)。

「双子だから1台で済む=お得」という単純計算にはならず、結局単胎家庭より大きな出費になります。

理由2|消耗品の消費スピードがほぼ2倍

紙おむつ・おしりふき・粉ミルク・哺乳瓶用消毒液・ベビーローション——使うたびに2人分。1日のペースで「あれ、もう新しい袋空いた?」という瞬間が体感として2倍近く来ます。

1ヶ月単位で見ると、おむつだけで単胎家庭の倍量、ミルクは混合か完ミだとさらに倍量。これが続くので、初期費用とは別に「毎月のランニング」もズシっと来ます。

理由3|「便利グッズ・時短家電」がほぼ必須化する

単胎家庭なら「あったら便利」レベルの時短家電が、双子家庭では「これがないと回らない」になります。具体的には食洗機・乾燥機付き洗濯機・電気圧力鍋・自動調乳ポット・電動鼻吸い器・哺乳瓶消毒器など。

1つ1つは数千円〜数万円ですが、必須化するので合計するとけっこうな額になります。

これは「双子だから必要」というよりも、「双子だと省略できないから必須化する」という構造で出費に乗ってきます。

理由4|失敗できない圧で選択肢が狭まる

1人目が双子だと、初めてのベビー用品なのに買い直しの余地が極端に小さい。「とりあえず安いの買って、合わなかったら次回」という単胎家庭の柔軟さが効きません。

最初から「失敗できない」ので、自然と中〜上位グレードに目が向き、価格が上がっていきます。

これも双子家庭の出費が膨らむ構造的な理由の1つです。逆に言えば、「最初から本気で調べて選んで、失敗を最小化する」のが最大のコスト削減策にもなります(このブログの存在意義そのものです)。

カテゴリ別・我が家のリアル(公開できる範囲で)

具体的な金額の積み上げは伏せますが、カテゴリ別に「ここがどれくらい重かったか」「2人分の重みをどう感じたか」を正直に書きます。

① ベビーカー(双子用1台)

双子用ベビーカーは縦型・横型の2タイプがあります。縦型は車幅が単胎ベビーカーと同等で改札を通りやすい、横型は2人の表情が一度に見えてお世話しやすいのがそれぞれの特徴です(出典:複数の双子用ベビーカー比較サイト)。

価格は数万円〜10万円規模まで幅広く、「中古は怖い/レンタルだと毎日使うには合わない」と判断して新品購入に踏み切りました。我が家がどちらを選んだかは別記事「双子ベビーカー縦型vs横型」で詳しく書いています。

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② チャイルドシート(2台)

双子は同時に車に乗せるので、チャイルドシートは間違いなく2台必要。新生児期から使えるシートと幼児期に切り替えるシートを設計するか、ロングユース型で1台を長く使うか、最初の選択で総額が大きく変わります。

軽自動車・コンパクトカーの場合、後部座席にISOFIXシートを2台設置できるかどうかも要チェックです。我が家もここはかなり時間をかけて調べました(別記事「軽自動車に双子のチャイルドシート2台、入る?」を参照)。

③ ベビーベッド・寝具(2台 or 1台+アイデア)

ベビーベッドは「2台必要」と言われがちですが、家庭によっては1台に2人を寝かせる時期+ベビーラックや段ボールベッドで補完というやり方も。

我が家は安全性重視でベビーベッド2台体制を選びました。ただし使用期間が短い大型家具なので、レンタルが圧倒的に合理的と判断して2台ともレンタル。

これで初期費用を大きく抑えられました。

④ 授乳・哺乳瓶(2セット+消毒・調乳まわり)

母乳・混合・完ミどれでも、双子は哺乳瓶を2本以上同時稼働させるシーンがあります。乳首・消毒・調乳器具まで含めるとセットで揃える必要があり、ここも単胎家庭の倍量〜数倍になります。

我が家は哺乳瓶3〜4本ローテーション・電気消毒器・自動調乳ポットの体制で運用しています。「自動調乳ポット」は双子家庭にとって時短家電の頂点に近い存在で、買って後悔ゼロでした。

⑤ 紙おむつ・おしりふき(毎月)

新生児期は1日10〜15回×2人=20〜30回交換の世界です。1ヶ月で見るとおむつだけで万単位の出費が継続します。

サイズアップのタイミングが2人で微妙にずれるので、「先にサイズアップした方を共有→もう一方が追いつくまで待つ」みたいな運用も発生します。

ここはふるさと納税のおむつ返礼品やAmazon定期おトク便を使うことで、ある程度コスト圧縮ができます。

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⑥ ベビー服・肌着(2人分・お揃い文化)

「双子にお揃い着せるの?別々にするの?」は、双子家庭が必ず通る分岐点。新生児期は同じものを2セット買って効率重視、月齢が進んだら個性を出すのが我が家のスタイル。

新生児肌着・短肌着・コンビ肌着・ロンパース・季節の上着まで全部2セットなので、ここもしっかり積み上がります。

⑦ 沐浴・お風呂用品(1セット+簡易補助)

意外と「1セットで回せる」のがお風呂用品。ベビーバス1個・スイマーバ風の補助具・バスチェアくらいで、時間差で2人を入れる運用でなんとかなります。短期間しか使わないのでベビーバスはレンタル or おさがり寄付で十分という家庭も多いです。

⑧ 離乳食グッズ(食器・椅子・ストック容器)

離乳食期に入ると食器2セット・スプーン2セット・離乳食用椅子(ハイチェア or ローチェア)2脚・ストック容器が必要に。離乳食用椅子は「ハイローチェア兼用で1脚」「離乳食初期はバンボ的なもの」など組み合わせで節約も可能です。

⑨ 時短家電(食洗機・乾燥機・電気圧力鍋ほか)

これは双子家庭にとって「贅沢品」ではなく「インフラ」です。食洗機がないと食器洗いだけで日が暮れる、乾燥機がないと洗濯物が間に合わない、電気圧力鍋がないと自分のごはんが作れない。

ある意味「双子家庭の出費」の中で、最も投資対効果が高いカテゴリかもしれません。

⑩ 産後の自分のケア(産後ヘルパー・産後ケア)

産後の自分のケアにかかる費用も、双子家庭は単胎家庭より重要度が上がります。退院後すぐの2人ワンオペは物理的にきつく、産後ヘルパー・産後ケア入院・ファミリーサポートなどを「最初から計画に入れておく」のが正解。

これは別記事「双子ママの産後ケア活用法」でも詳しく書いています。

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失敗しないために我が家がやった3つの戦略

「全部新品=高い」は事実ですが、「全部新品=失敗する」ではないのが大事。むしろ全部新品にする以上、失敗を最小化する戦略が不可欠でした。我が家がやったのは次の3つです。

戦略1|新品/レンタル/後回しに3分類

すべてを新品で揃える必要はありません。「使用期間が短くて場所をとるもの=レンタル」「毎日2人で使うもの=新品」「離乳食以降に必要なもの=後回し」と最初から3カテゴリに分けることで、初期出費の山を抑えられました。

たとえば我が家の場合:

  • 新品で揃えた:双子用ベビーカー、チャイルドシート2台、哺乳瓶セット、肌着・服
  • レンタル:ベビーベッド2台、ハイローチェア、バウンサー
  • 後回し:離乳食用椅子、ベビーゲート、お風呂イス(必要になってから買う)

「全部いま揃える」のではなく「必要になる時期に応じて時期を分散」させるだけで、出産直後のキャッシュフローはかなり楽になります。

戦略2|「比較記事 × 当事者の声」で買う前に2回チェック

双子家庭で「これを買って失敗しました」を書いている記事は、単胎家庭の比較記事より圧倒的に少ないです。だから「双子家庭視点の比較記事」と「当事者ママのSNS・ブログでの本音」を両方見てから買うのを徹底しました。

このブログでも、双子用ベビーカー・チャイルドシート・自動調乳器・離乳食グッズなど、私たちが本気で比較した記事を順次出しています。「双子ママが書いた、双子ママのための比較情報」を読者に届けるのがこのブログの存在理由です。

戦略3|公的支援・特典を最初から計算

出費の総額だけ見ると圧倒されますが、双子家庭は単胎家庭より公的支援を多く受けられることを最初から計算に入れると見える景色が変わります。

出産育児一時金(人数分支給)、児童手当(2人分)、自治体の多胎児支援、ふるさと納税のおむつ・ミルク返礼品、ASPやポイント還元などを総合的に計画しました。

具体的な制度は次のセクションでまとめます。

公的支援・制度で取り戻せるもの

双子家庭は単胎家庭より「取り戻せる仕組み」が多いのが救いです。主要な制度をまとめます。

① 出産育児一時金(双子なら100万円)

公的医療保険の出産育児一時金は1人につき原則50万円が支給され、双子の場合は2人分の合計100万円が支給されます(出典:厚生労働省「出産育児一時金等について」)。

複数分娩の場合は人数分支給という制度設計のため、各健保・国民健康保険ともに同じ取り扱いです。

双子は管理入院・帝王切開で出産費用が単胎より高くなりがちですが、入院費・分娩費の多くはこの100万円でカバーできるケースも多いです。我が家もNICU完備の総合病院で帝王切開出産でしたが、出産費用そのものは出産育児一時金の枠内に収まりました。

② 児童手当(2人分支給・所得制限なし)

児童手当は双子の場合も1人ずつ計算されるので、双子なら2人分が支給されます(出典:こども家庭庁「児童手当制度のご案内」)。2024年10月分から児童手当が大幅拡充され、所得制限なし・高校生年代まで支給延長の制度に切り替わっています。

注意点として、「多子加算」は3人目以降の児童に対する増額なので、双子のみの家庭には多子加算は適用されません。「双子=多子加算」と誤解しがちなので注意。

③ 2026年春の追加給付(子ども1人あたり2万円)

昨年末成立の補正予算で、子ども1人あたり2万円の追加給付(所得制限なし・申請不要)が2026年春以降順次支給開始されています(出典:政府広報・複数メディア)。双子家庭は2人分(4万円)の追加給付対象になります。

④ 育児休業給付金(双子でも基本は1人分)

注意したいのは、育児休業給付金は『母親自身の休業に対する給付』なので、双子だからといって2倍にはなりません。1人分の給付額をベースに、所得・休業期間に応じて支給されます。

「双子だから給付金も2倍もらえる」と誤解されがちなポイントです(出典:複数の社労士・労務メディア)。

ただし、出生後休業支援給付金など追加の給付金制度は対象期間が複雑なので、必ずお住まいの自治体・健保組合で正確な情報を確認してください。

⑤ 自治体の多胎児支援(地域差あり)

多くの自治体で、多胎児家庭向けにタクシー利用助成・ファミリーサポート利用料減免・産後ケア助成・育児用品配布などの独自制度を設けています。

金額・内容は自治体ごとに大きく異なるので、お住まいの市区町村サイトで「多胎児」「双子」「多胎」キーワードで検索してみてください。

⑥ ふるさと納税の返礼品(おむつ・ミルク・離乳食)

ふるさと納税の返礼品は、所得税・住民税の控除と引き換えに実用品を受け取れる仕組み。年間のおむつ・ミルク・離乳食を返礼品でカバーすると、毎月のランニングをある程度抑えられます。

我が家もおむつ・粉ミルクをふるさと納税で2人分まとめ取りしています。

「買って本当に良かった」と思えたもの

全部新品で揃えた中から、「これは買って正解だった」と心から思えたカテゴリを絞って紹介します。具体的な商品名は別記事で詳述しているので、ここではカテゴリレベルの本音を書きます。

① 双子用ベビーカー(自分の生活動線に合うタイプを選べた)

「縦型/横型」「車での使用頻度」「公共交通機関の使用頻度」を真剣に検討して選んだので、毎日のお散歩・買い物が驚くほどラクになりました。「2人乗せて10分でセットアップ」が日常になるかどうかで、外出のハードルが大きく変わります。

② 自動調乳ポット(双子の混合栄養を回す最強アイテム)

双子の混合栄養を回す上で、自動調乳ポットは時短家電の頂点でした。お湯を沸かす→冷ます→ミルクを溶かす→人肌に調整という工程が、ボタン1つで完結する。これがあるとないとで、夜間授乳の体力消費が桁違いに変わります。

③ 電気哺乳瓶消毒器(消毒の手間がストレスゼロに)

哺乳瓶3〜4本を毎日2人で回すと、消毒だけで日が暮れる感覚になります。電気消毒器を導入してから、消毒のストレスがほぼゼロに。消毒時間が決まっているので、「次の授乳までに乾く」スケジュールも組みやすくなりました。

④ 電動鼻吸い器(双子の鼻づまりはスピード勝負)

新生児〜乳児期、双子は同時に鼻づまりすることが多く、1人ずつのケアに時間をかけている余裕がありません。電動鼻吸い器で短時間でしっかり吸えると、両方のケアを最短で完了できます。これも「双子家庭のインフラ」の1つ。

⑤ 産後ヘルパー・産後ケア(自分の体力を回復させる投資)

これは「買い物」ではないですが、産後の自分のケアに「ちゃんとお金を使った」のは最大の正解でした。睡眠・食事・休息が確保できるかどうかが、生後数ヶ月の双子育児を穏やかに過ごせるかの分岐点になります(別記事「MDツインママが生後数ヶ月で一度もイライラしてない3つの秘訣」も参照)。

これから準備する双子妊娠中の方へ

双子の出費は確かにやばいです。でも、「やばさを把握した上で計画を立てれば、想定外の急襲は防げる」のが最大の救いだと思います。

この記事で書いた「90〜110万円という相場感」「出産育児一時金100万円」「3カテゴリ振り分け戦略」「自治体支援・ふるさと納税の活用」を妊娠中の早い時期から計画に組み込めば、出産後の「お金が間に合わない!」を回避できます。

そして、もし「全部新品で揃えるしかない、でも失敗したくない」状況にあるなら、このブログを読みに来てください。私自身が双子の母として「本気で調べて選んだ、本当に良かったもの」しか書いていません。

比較記事・本音レビューを順次出していくので、買い物の意思決定の助けになれば嬉しいです。

双子妊娠は、不安の方が先に来る人が多い経験です。でも、準備を「本気で」やった人ほど、出産後の毎日が穏やかになるのは間違いありません。

お金の準備も、必要なものの準備も、本気で調べることそのものが「双子の母としての最初の一歩」です。一緒に、賢く準備していきましょう。

📝 まとめ

  • 双子のベビー用品を全部新品で揃えると総額90〜110万円が一つの目安(複数の双子家庭向け解説サイトで一致する数字)
  • 出費が膨らむ4つの構造的理由:①2人分必要 vs 2人で1台、②消耗品の倍速、③時短家電が必須化、④失敗できないプレッシャー
  • 出産育児一時金は双子で100万円・児童手当は2人分・自治体多胎児支援・ふるさと納税で取り戻せる
  • 「新品で揃える/レンタル/後回し」の3カテゴリ振り分けが最大のコスト最適化戦略
  • 「買って本当によかった」と思えるカテゴリは双子用ベビーカー・自動調乳ポット・電気消毒器・電動鼻吸い器・産後ヘルパー

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みぃの視点:「お下がりがない」を逆手に取る

「お下がりがある家庭が羨ましい」と思った時期は、正直ありました。でも、双子の準備を本気でやった経験を経て、考え方が180度変わりました。

「お下がりがないからこそ、自分たちの暮らしに合うものを最初から選べる」。これは双子家庭だけが手にできる、ある種の自由でもあります。

1人目が単胎の家庭は「お下がりがあるから」と妥協する局面もあるかもしれませんが、私たちには妥協する選択肢自体がない。だからこそ、本気で調べて、本気で選ぶ。その過程で得た知識は、結果的に「2人目以降の双子家庭」にも届けられる資産になります。

このブログは、まさにその資産の置き場です。「初めての子が双子で全部新品、本気で調べたから本当に良かったものだけ発信する」——それが私の、このブログを書く動機の全部です。

📚 出典・参考

  • 厚生労働省「出産育児一時金等について」:公式サイト(複数分娩は人数分支給/2026年5月時点)
  • こども家庭庁「児童手当制度のご案内」:公式サイト(双子は2人分・多子加算は第3子以降)
  • 政府広報オンライン「2024年10月から児童手当が大幅拡充」:公式サイト
  • 双子家庭の準備費用の相場(90〜110万円):複数の双子家庭向け準備ガイド・体験談ブログで一致する数字。我が家も同等のレンジ
  • 双子用ベビーカーの縦型・横型特徴:複数の比較サイト(マイベスト・SHOPSTAFF・ママびよりウェブ等)
  • 育児休業給付金は母親本人の休業に対する給付:双子でも基本1人分(複数の社労士・労務メディアで一致)

※2026年5月時点の情報。最新の支給額・制度は必ずお住まいの自治体・健保組合・公的サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 双子のベビー用品を全部新品で揃えると、初期費用はだいたいいくらかかりますか?
A. 双子の出産準備ガイドや双子家庭の体験談まとめでは「総額90〜110万円が一つの目安」とされるケースが多く見られます。ベビーカー・チャイルドシート・ベビーベッドなど「2台分必要なもの」が大きな割合を占め、ベビーカーや車載品だけで20〜30万円規模になることもあります。我が家も全部新品で揃えたところ、ざっくりこのレンジに収まりました(具体額は公開していません)。レンタルや先輩ママからの譲り受けがある家庭は、これより大幅に下がります。
Q. 出産育児一時金は双子の場合いくらもらえますか?
A. 公的医療保険の出産育児一時金は1人につき原則50万円が支給され、双子の場合は2人分の合計100万円が支給されます。これは「複数分娩の場合は人数分支給」という制度設計のためで、各健保組合・国民健康保険ともに同じ取り扱いです(出典:厚生労働省「出産育児一時金等について」)。双子は管理入院・帝王切開で出産費用が単胎より高くなりがちですが、入院費・分娩費の多くはこの100万円でカバーできるケースも多いです。
Q. 児童手当は双子だと2人分もらえますか?多胎加算はありますか?
A. 児童手当は双子の場合も1人ずつ計算されるので、双子なら「2人分」が支給されます(こども家庭庁・児童手当制度のご案内)。一方で「多子加算」は3人目以降の児童に対する増額制度なので、双子だけの家庭には多子加算は適用されません。昨年末成立の補正予算で、子ども1人あたり2万円の追加給付(所得制限なし・申請不要)が2026年春以降順次支給開始されており、双子家庭は2人分の追加給付対象になります。
Q. 全部新品で揃える派とお下がり・レンタル派、どちらがおすすめですか?
A. 我が家は「初めての子が双子=お下がりが物理的に存在しない」「安全と衛生は妥協したくない」「2人で同時に使うので消耗激しい」という3つの理由で全部新品を選びました。ただし、ベビーベッド・大型ハイローチェアなど使用期間が短いものはレンタルが圧倒的に合理的です。私は「新品で揃えるもの」と「レンタルにするもの」を最初から分けて、トータル出費を抑える戦略を取りました。すべてに新品で挑む必要はなく、自分の家庭状況・支援者の有無・住居スペースで切り分けるのが現実的です。
Q. 双子家庭の出費で、特に「2人分必要」が痛かったカテゴリはどこですか?
A. 我が家で「2人分の重み」を最も感じたのは①双子用ベビーカー(縦型・横型どちらも数万円〜10万円規模)、②チャイルドシート2台、③哺乳瓶・乳首・消毒用品(毎日2人分使うので消耗早い)、④紙おむつ・おしりふき(消費スピードがほぼ2倍)、⑤離乳食用の食器・ストック容器の5つでした。一方、ベビーバス・スワドルなど「短期間しか使わないもの」はレンタルや一部共用で出費を抑えられました。

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まとめ

この記事では「双子の初年度、出費はやばい。お下がりなしで全部新品にした我が家のリアル」について書きました。

  • 双子の準備費用は総額90〜110万円が一つの目安(複数の双子家庭向け解説サイトで一致)
  • 出費が膨らむ4つの構造:2人分必要 vs 2人で1台/消耗品倍速/時短家電の必須化/失敗できないプレッシャー
  • 「新品/レンタル/後回し」の3カテゴリ振り分けが最強戦略
  • 出産育児一時金100万円・児童手当2人分・自治体多胎児支援・ふるさと納税で取り戻せる
  • 本気で調べる過程そのものが「双子の母としての最初の一歩」

「全部新品で揃えるしかない、でも失敗したくない」状況にある双子妊娠中・育児中のあなたに、この記事と「双子とのまいにち。」が役立てば嬉しいです。

最終更新日: 2026年4月23日