生後8ヶ月のとき、はじめて双子を連れて温泉旅館に行きました。1泊2日、夫婦と双子2人の計4人。楽しかったけど、準備で消耗しまくった話をします。双子連れの温泉宿選び、「一人の赤ちゃん連れとは全然違う」です。
[写真:温泉旅館の外観と山の景色]双子で温泉ホテルに行ったのは生後8ヶ月のとき
👍 こんな人におすすめ
- ✅ 双子育児中で情報を求めているパパ・ママ
- ✅ 双子育児の実体験・リアルを知りたい方
- ✅ 双子の妊娠・出産を控えている方
🤔 逆におすすめしない人
- ❌ 単独の赤ちゃんを育てている方(一部内容は参考になります)
- ❌ 双子育児にまったく関係のない方
うちの双子が温泉デビューしたのは生後8ヶ月。首も座り、寝返りも自由にできるようになったタイミングでした。それより前——生後半年以下のころ——は、移動中の体温管理が怖くて踏み出せませんでした。
0歳の赤ちゃんを温泉の湯船に入れていいかどうかについては、施設によって「乳幼児の大浴場入湯禁止」というルールのところもあります。実際に行った旅館では「大浴場はNG、貸切露天風呂はOK(ぬるくすること)」という対応でした。事前に電話で確認したのでスムーズでしたが、確認しないで行ったら詰んでいたと思います。
一般的に赤ちゃんの温泉デビューは6ヶ月以降が多いようです。ただ「月齢が来たら行ける」というより、「赤ちゃんの状態×施設の対応×移動手段」の3点セットが揃って初めて行けると思っています。
[写真:旅館の客室に置かれたベビーベッド(2台並べたイメージ)]宿選びで双子ならではのチェックポイント6つ
シングルの赤ちゃん連れなら「赤ちゃん歓迎の宿」と検索すれば大体どうにかなる。でも双子の場合は「2人分が揃うか」という視点が必要で、これが意外と難しい。私が実際に電話やメールで確認したポイントをまとめます。
① ベビーベッドを2台借りられるか
多くの旅館は「ベビーベッド1台無料貸し出し」。2台必要な場合は「追加1台分は有料」か「在庫がない」かのどちらか。我が家が行った旅館は「2台目は500円/泊」でした。電話する前に「双子なんですが、ベビーベッド2台ありますか」と最初に言うのがポイント。
② 部屋の広さが2台置けるか
ベビーベッドが2台あっても、部屋が狭くて置けないという問題があります。和室12畳なら2台並べてもまだ動ける。洋室ツインだと1台でもきつい場合があります。「ベビーベッドを2台置いた場合の部屋の様子を教えてもらえますか」と聞くと教えてくれる宿は親切です。
③ 貸切風呂(家族風呂)があるか、赤ちゃん可か
大浴場は乳幼児NGの施設が多い。貸切風呂・家族風呂なら「利用可」としている施設が多いです。ただし「赤ちゃんをお湯につける場合はぬるめにしてください」という条件つきが一般的。お湯の温度調整ができるかどうかも確認を。
④ 授乳・ミルク対応(お湯の提供・電子レンジ)
ミルク育児の場合、調乳用のお湯がいつでも使えるかが重要。客室にポットが置いてあれば問題ないですが、電気ポットのお湯でミルクを作るのは「70度以上」の管理が必要なので注意。我が家はウォーターサーバー対応の旅館を選びました(が、実際に行くとウォーターサーバーはロビーにしかなくて、夜中に赤ちゃん抱えてロビーに行く羽目になりました…確認詰めが甘かった)。
⑤ 食事会場のベビーチェアが2脚あるか
夕食・朝食を食事会場で食べる場合、ハイチェアやローチェアが2脚必要。お座り前の赤ちゃんなら抱っこかバウンサーか……という話になります。「子ども用の椅子は何脚ありますか」と確認しておくと◎。離乳食が始まっている月齢なら離乳食の持ち込み可否(電子レンジ使用)も確認。
⑥ チェックインからチェックアウトまで、ベビーカーを置ける場所があるか
双子ベビーカーは幅が広い(縦型でも全長が長い)。旅館のロビーや廊下に駐車できるか、エレベーターに入るかどうかも確認ポイントです。和室の部屋だとベビーカーごと部屋に入れないことが多く、玄関で畳んで入ることになります。「双子用ベビーカーを持参しますが、どこに置けますか」と聞くと施設のリアルな対応がわかります。
行ってみてわかった:準備7割が旅の成否を決める
実際に1泊2日行ってみて思ったのは、「現地での双子育児は家と大して変わらない」ということです。オムツ替えて、ミルクあげて、泣いたらあやす。旅館の部屋でも、やることは同じ。
だから「現地でどうにかする」より「持参するものとホテルの設備で不安をゼロにすること」が大事でした。我が家の持参リストは30品目を超えていました。オムツ(多めに計算して+10枚)、替えのロンパース×各3セット、おしりふき2パック、携帯用のホワイトノイズスピーカー、スワドル2枚……。
荷物は宅急便で先に旅館に送るのがおすすめです。双子の荷物は段ボール1箱では収まらないので、「旅館に着払いで前日着」で送ると電車や車での移動がぐっと楽になります。
移動中の授乳についても準備が必要です。電車移動の場合は授乳室のある駅(ターミナル駅)で乗り換えるルートを事前に調べておく。車移動なら2時間おきにサービスエリアに止まれるようにスケジュールに余裕を持たせる。
[写真:サービスエリアの授乳室で赤ちゃんを抱いているイメージ]温泉は「贅沢」より「気分転換」として考える
行ってよかったかというと、正直「疲れた」です(笑)。でも翌朝、双子が旅館の縁側で外を見てニコニコしていた場面は、今でも鮮明に覚えています。家の中だけだと見られない表情。それがあったから、また行こうと思えました。
0歳双子連れの温泉旅行は「リラックスしに行く旅行」にはならない。「新しい景色を見せに行く旅行」くらいのスタンスで行くのが精神的に楽です。夫婦で「のんびり温泉入って美味しいもの食べる」は、双子がもう少し大きくなってから。今は「双子と非日常を共有しに行く遠征」だと思っています。
それでも行って損はないと思っているのは、「双子連れでもできる」という自信がついたから。ホテルに泊まれた。温泉に入れた。食事会場でご飯食べられた。一個一個の「できた」が、育児の自信につながっていく気がします。
[写真:旅館の露天風呂で夫婦が双子を一人ずつ抱いているイメージ(後ろ姿)]まとめ:事前確認と荷物送付、この2つで8割はクリアできる
双子連れ温泉ホテルの成功率を上げるために、私がやったことを最後にまとめます。
「ベビーベッド2台・家族風呂・部屋の広さ・授乳対応・食事会場の椅子・ベビーカー置き場」の6点を予約前に電話で確認すること。荷物は宅配便で先送りすること。この2つさえできれば、あとは大体なんとかなります。
「双子連れで温泉なんてまだ無理」という気持ちはよくわかる。でも、準備を積んで行った先に、きっと写真に残したいような場面が待っています。よかったら、試してみてください。